2009.11.24 Tuesday 15:42
みなさん、この数字が何を意味しているか分かりますか。
- 英語 3,103,630
- ドイツ語 983,867
- フランス語 878,251
- 日本語 633,601
実は、僕のブログ「妄想力」を閲覧してくれている読者の数を、言語別に示したものです。……ウソです。本当は1日20人くらいです。
これはですね、各言語で書かれたウィキペディアの記事数なんですよ。これを見ると、英語が圧倒的に多いのが分かりますね。
実際、英語版ウィキペディアはすごいですよ。当然、ガンダムもありましたし、「まいっちんぐマチコ先生」で検索してもヒットしました。マチコ先生がいつの間にかワールドワイドな存在になっていたとは、ちょっと驚きです。むう……やるな、英語版ウィキペディア。ならば、これではどうだ!とばかりに「魁!!男塾」を検索窓にぶち込み、エンターキーを硬布拳砕功の如く叩いてみたのですが、やっぱりありました。
すごいよ、アンタ。
……じゃあ、じゃあもしかして僕の名前も……?なんて検索してみたのですが、予想通りありませんでした。
まあね、そんな風に今日は無駄な30分を過ごしたわけですけど、そんな僕の不毛な日常を話したいわけじゃないんです。何を言いたいかというと、言語によってこれだけ知識の量に差ができているってことなんですよ。英語を理解できれば、それだけ沢山の情報が入手できるんです。 日本語の5倍ですよ。乾燥わかめと塩蔵わかめくらい違う。分かりにくいか。あ、乾燥昆布と昆布まk・・・…どうでもいいですね。
とにかくね、日本語を話す人は1億3000万人くらいしかいないわけですから、限界があるんですよね。単純にウィキペディアを編集する人の数も、英語圏に比べたら少なくなります。これでも、日本語は健闘しているほうなんですけどね。なぜかやたらとアニメとマンガの情報が多いですけど。
最近、米グーグルが各大学と提携して古文書やらなにやら、コンピュータに取り込んでデーターベース化する計画が進んでいるそうです。やっぱりグーグルは、誰でも情報にアクセスすることの重要性がわかっているんですよ。
僕は、国力とか技術力の差って、こういう所から広がるものじゃないかと思うんですよね。 とにかくここを見れば正確な知識を得られるって場所があるのは重要です。少なくともアメリカは、そんな感じで知識を共有するシステムを必死になって作ってる印象です。
日本はどうでしょうか。僕が思うに、日本の社会ってのは情報の取り扱いが苦手ですよね。第二次世界大戦であれだけ情報漏えいで痛い目にあったのに、いまだに機密情報を垂れ流したりしてますから。
日本って、情報自体は多いんですよ。江戸時代の天気だって、当時の人々が残した日記なんかを丹念に紐解いていくと、ほとんど分かるらしいですよ。技術の蓄積も相当なものです。ただ、そういった情報を効率的に生かすのはやっぱり苦手なのかなって思いますね。
たとえば、一般社会にもまだ、「仕事は見て盗め」とかいってる人がいますよね。
確かにそういうのは大事だと思うんですよ。自分から望んで、我武者羅に吸収したノウハウってのは力になりますから。
でもね、今はこの情報化社会ですよ。分野によっては1週間前の情報がすでに古かったりします。一週間前にドキドキしながらダウンロードして堪能したアダルティな画像が、今日になって見てみるとそこまで海綿体に訴えかけてこない、そんな世の中なんですよ。こんなご時勢に、そんなにのんびりやっていて良いんでしょうか。日本で残業が多いのってそういう非効率さにも原因があるのでは?
やっぱりね、仕事なんてのは所詮お金を稼ぐためにやっているだけですから、効率よくさっさと終わらせるべきです。
自分が苦労して獲得したノウハウを後輩も同じように苦労して学ぶなんて、愚の骨頂ですよ。時間の無駄です。徹底的にマニュアル化してしまえば、後輩はその次のステップから始められるじゃないですか。それこそ、あらゆる事柄をフローチャートにでもして、仕事に関する情報を共有するべきだと思います。
僕が社長なら、より多くのマニュアルを作成したかどうかで仕事ぶりを評価しますね。まあ、現実の僕は社長どころか、寂しいアパートで、ジャムにアオカビが生えてしまったのでパンに何もつけずにモサモサ食べるような、そんな寂しい生活を寂しく送ってるだけの寂しい男なんですけど。寂しいって4回も入ったね。
あと、この世の中って「夢を持て」ってやたらとプッシュしてきますね。
だけど、どうすればその夢を実現できるのか、また、その夢は実現するにはどのくらい難しいのかっていう情報が極めて少ないんです。 多感な少年少女に夢を持たせるだけ持たせて、あとは不条理な実社会に放り出してしまうんです。そりゃあ、夢破れて1人でインターネットにはげむような、僕みたいな寂しい人が量産されますよ。今や多感なのは股間だけですよ。サビシイ!
で、結局あきらめないでギリギリまで粘った人だけが望みをかなえるわけです。実際、そういうサクセスストーリーが持て囃されたりしますけど、その後ろには無数の夢破れた人たちがいることを忘れてはいけません。
大事なのは夢を持つことじゃなくて、「世の中にはどんな生き方があるのか」って事と「理想の自分になるためには何が必要なのか」っていう情報だと思うんですよね。「夢を持て!」ってだけじゃあ皆、芸能人とかカリスマなんちゃらとかそういうのを目指しますよ。良く分からないけれど楽しそうですもの。
日本の自殺率が高いのって、そういう観念的なものばかりを強調して、現実の自分を客観視しないような教育の影響もあるんじゃないかって思いますよ。これはなんとなくですけど。
だからね、そういう、何かになるためにはどんなものが必要で、そのために自分はどういう行動をしたか、みたいな体験談に基づくデータベースを大規模に作れば若者たちにとってものすごく有益だと思うんですよね。
自分がこの社会のどんな場所に立っているか、そしてどの方向にどんな風に進めばどんな未来が開けるかっていう指針になると思うんですよ。今って、よっぽど真剣に考えてる子以外は、「デザイナーになりたい。そうじゃなかったら、大学に入って……どこか適当に就職かなあ」 みたいな感じじゃないですか。
そういうデータベースってウィキペディアのソフトを使えば作れるのかなあ。でも、いろんな人の協力が必要だろうなあ。
……などと、今日はぼんやり考えてました。
ところで僕はどんな生き方をしてきたのかな。僕の人生も誰かに役立つ情報になっているだろうか……。さすがにウィキペディアには載らないまでも、グーグルで調べたらきっと名前くらいは出てくるはず。
……と思って調べたら、婦女暴行未遂で捕まった同姓同名の変態紳士がガツンとリストアップされてきました。名前を○○○○って打ったら、「○○○○ 容疑者」だろ?ってグーグルが言ってきます。ヒドイじゃないか。